鳴門海峡の壮大な渦潮を確実にとらえるためには、乗船日時の選定がすべてを左右します。運航元のジョイポート南淡路がWebサイトで一般公開している淡路島うずしおクルーズ潮見表(うずしお期待度カレンダー)は、乗船計画を立てるうえで欠かせない第一級の基準データです。
潮見表では、日々の潮汐サイクルに基づき各便の期待度が「◎(大潮・中潮のピーク/大渦が期待できる)」「○(中潮前後/渦潮が期待できる)」「△(小潮・長潮/潮流の体験がメイン)」といった記号で明確に色分けされています。大迫力の景観を目的とする場合、選ぶべきは迷わず「◎」が点灯している便です。具体的には、満潮時刻および干潮時刻の前後およそ1時間から1時間半の幅が最も流速の速まるゴールデンタイムとなります。
年間を通じたカレンダーに目を向けると、鳴門海峡渦潮ベストシーズンは「春(3月下旬〜5月)」と「秋(9月中旬〜11月)」に訪れます。とりわけ3月から4月にかけて発生する「春の大潮」は、地球・月・太陽の位置関係から年間で最も海水面の高低差が広がり、潮流の勢いが増すことで世界一とも称されるダイナミックな大渦が出現しやすい時期として知られています。気候的にもオープンデッキでの観賞が快適なシーズンであり、淡路島うずしおクルーズ見頃時間を正確に逆算したプランニングが求められます。