生田斗真の俳優としての評価を決定づけたのは、徹底的な役作りとジャンルを問わない振り幅の広さです。2007年のドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の中津秀一役でコミカルな演技を炸裂させお茶の間の人気を獲得すると、翌2008年には『魔王』で嵐の大野智とW主演を務め、シリアスなサスペンスでも高い評価を得ました。
映画界への進出も鮮烈でした。初主演映画『人間失格』(2010年)でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞およびブルーリボン賞新人賞を受賞。『脳男』(2013年)では感情を持たない冷酷な殺人者を演じるため徹底的な肉体改造と無瞬き演技を敢行し、『土竜の唄』シリーズ(三池崇史監督)では過激なアクションとコメディを体現。『彼らが本気で編むときは、』(2017年)ではトランスジェンダーの女性役を繊細に演じ切り、日本アカデミー賞をはじめ国内外の映画祭で絶賛を浴びました。
私生活では、2026年6月にドラマ『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』での共演をきっかけに交際を深めた女優・清野菜名と結婚。2026年には第1子が誕生しています。互いに第一線で活躍する表現者として尊重し合い、自立したプロ同士のパートナーシップを築いている点も、現代のファン層から高い共感と支持を集める要因となっています。