丘陵地を吹き抜ける風の心地よさは、地域の先進的な取り組みとも分かち難く結びついている。神奈川県の黒岩祐治知事が旗振り役を務める「未病(ME-BYO)」の改善をテーマにした政策だ。周辺エリアでは「未病バレー ビオトピアプロジェクト」が精力的に展開されており、食・運動・癒やしを統合したウェルネス体験の創出が加速している。
神奈川県観光協会の関係者は、おおいゆめの里を単なる「花の鑑賞スポット」から「心身を整える滞在型フィールド」へと昇華させる戦略を描く。春風のなかで傾斜地を歩き、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。それ自体が極上の健康体験であり、周辺のオーガニックレストランや温泉施設と連携することで、一過性のブームに終わらない持続可能な観光産業の基盤が整いつつある。