2020年は、激動のシーズンの中で個人の驚異的な記録が次々と打ち立てられた年でもありました。NPB公式記録による2020年セリーグ個人タイトル一覧のハイライトを振り返ります。
とりわけ球界を驚かせたのが佐野恵太首位打者獲得の経緯です。前年にメジャー挑戦を果たした筒香嘉智から「4番・主将」を指名され、重圧の中で開幕を迎えた佐野は、巧みなバットコントロールと勝負強さで安打を量産。ドラフト下位(2016年ドラフト9位)指名からの首位打者獲得という、球団史上屈指のサクセスストーリーを完成させました。
投手陣では、巨人のエース菅野智之が菅野智之開幕13連勝記録という圧巻の投球を披露。一方、中日の左腕エース大野雄大は6試合連続完投勝利を含む10完投をマークし、45イニング連続無失点の球団記録を樹立して大野雄大沢村賞受賞を果たしました。両エースによるハイレベルな投手戦は、無観客や入場制限に沈むプロ野球界に大きな熱狂をもたらしました。