グランプリ獲得後、彼女は立て続けに注目作へ出演を果たす。銀幕デビューとなった映画『ゴジラ』(1984年)では、巨大怪獣の脅威に直面するヒロイン・奥村尚子役を熱演。スクリーンいっぱいに映し出された可憐な表情は、観客の心に強く刻み込まれた。
そして翌年、NHKの連続テレビ小説『澪つくし』でヒロイン・古川かをりを演じ、その人気は爆発的なものとなる。大正から昭和の激動期を健気に生き抜く姿は日本中の涙を誘い、最高視聴率は55.3%を記録。単なる美貌の新人女優にとどまらず、お茶の間に愛される国民的女優としての地位を不動のものにしたのだった。