なぜ赤色なのに金魚と呼ぶ?名前の由来と中国発祥の歴史をプロが徹底解説

なぜ赤色なのに金魚と呼ぶ?名前の由来と中国発祥の歴史をプロが徹底解説

なぜ赤色なのに金魚と呼ぶ?名前の由来と中国発祥の歴史をプロが徹底解説について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

Q1:赤い魚なのに、なぜ最初から「赤魚(あかうお)」にならなかったのですか?
A1:中国で最初に発見された変異個体が黄金色に近い黄赤色だったことに加え、中国語で「金魚」と「金余(金が余るほど裕福になる)」の発音が同じであるためです。皇帝や富裕層が縁起を担ぎ、財運をもたらす吉祥のシンボルとして「金」の字を用いたため、赤魚ではなく金魚として定着しました。

Q2:ヒブナと金魚の決定的な違いは何ですか?
A2:ヒブナは野生のフナが突然変異で赤くなった個体であり、体型やヒレの形はフナそのものです。一方、金魚はそのヒブナを基に数百年かけて人間が交配を繰り返し、丸い体型や長いヒレ、肉瘤などを観賞用に固定化した改良品種群を指します。

Q3:黒い出目金や白い金魚も「金魚」と呼ぶのは矛盾していませんか?
A3:生物の分類上、すべての観賞用フナ改良種を総称して「金魚」という種別名が先に成立したためです。色が黒や白、まだら模様であっても、フナから派生した観賞魚カテゴリー全体を「金魚」と呼ぶルールが確立しているため、色の違いにかかわらず金魚と呼ばれます。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。