現地をウォッチしているファッションディレクターによると、いま最も注目を集めているのが「マイクロロースタリー・シック」と呼ばれるスタイルだ。日本未上陸のポートランド発オーガニックカフェや、ブルックリンの裏路地に潜む会員制コーヒースタンドの常連たちが発信源となっている。彼らのコーディネートは一見シンプルだが、緻密に計算されたレイヤードが光る。
ポイントは「オーバーサイズの上半身」と「引き締まった足元」のコントラスト。厚手のヴィンテージフーディの上にラグジュアリーブランドのジャケットを羽織り、ボトムスには程よく使い込まれたデニムを合わせる。手元にはペーパーカップ。この絶妙なアンバランス感こそが、現地で爆発的な支持を得ている理由だ。日本での本格的なブーム到来を前に、早くも感度の高いファッショニスタたちが現地ECサイトや個人輸入を通じて限定アイテムを入手し始めている。