「結局のところ、日本全体で見るとどちらの派閥が多いのか」という疑問に対し、明治の公式発表や民間の追跡調査から最新の勢力図が見えてきます。結論から言えば、一般的な世論調査や購買データにおいては「たけのこ派」が約6割、「きのこ派」が約4割という比率を示すケースが多く、全体としてはたけのこ派優勢のトレンドが続いています。
その力関係を如実に示したのが、株式会社明治が47都道府県ごとに各党への愛着度を数値化した大規模調査「国民大調査」のデータです。この調査結果では、なんと全国47都道府県中46都道府県で「たけのこの里」が優位に立ち、日本列島の大半がたけのこ支持に染まるという圧倒的な結果が記録されました。
ただし、完全なワンサイドゲームではありません。唯一の例外として「きのこの山」への愛着度がトップに立ったのが福島県でした。福島県ではきのこ党への熱烈な支持が確認され、ネット上では「きのこ派最後の砦」として大きな話題を呼びました。また、勝敗こそたけのこの里に譲ったものの、東北地方や北海道、北信越などの一部エリアでは得票率の差がわずか1%未満という熾烈なデッドヒートが繰り広げられており、寒冷地ほどきのこ派の比率が高まる傾向も指摘されています。
世代別のクロス集計を見ると、10代から30代の若年層では「たけのこの里」の支持率が顕著に高く、スナック感覚の口溶けを好む傾向が見られます。一方で、40代以上やシニア層になると「きのこの山」の支持率が急上昇し、ほぼ互角の戦いへと持ち込まれます。幼少期に親しんだノスタルジーと、後述するチョコレートそのものの味わいを楽しむ層が、きのこ派の強固な基盤を支えています。