Q1:トウモロコシの下葉が黄色くなってきましたが、すぐにちぎり取るべきですか?
A1:無理にちぎる必要はありません。完全に茶色くカラカラに乾いて役目を終えた葉であれば、病気予防のために軽く引っ張って取り除いても構いませんが、まだ黄色い段階の葉には植物体が回収中の養分が残っています。また、無理に手で引きちぎると茎の外皮を傷つけ、そこから雑菌が侵入するリスクがあるため、残しておくかハサミで基部を切るのが安全です。
Q2:昼間に葉が丸まって細くなっていますが、すぐに水をやるべきですか?
A2:日中の猛暑時に葉が筒状に丸まるのは、気孔を閉じて水分の蒸発を防ぐ正常な生理反応です。炎天下の真昼に冷水をかけると、地温が急変して根を傷める「煮え」の原因になります。水やりは夕方に葉が元に戻るかを確認し、戻らない場合や土が乾燥しきっている場合に限り、翌朝の涼しい早朝にたっぷりと与えてください。
Q3:実を甘くするために、実の周囲の葉を切って日光を当てた方が良いですか?
A3:絶対に切ってはいけません。トウモロコシの実は日光に直接当たっても甘くなりません。実のすぐ上下にある葉(主働葉)が太陽光を浴びて光合成を行い、そこで作られた糖分が実に送り込まれます。これらの葉を切り落とすと光合成産物が供給されなくなり、小ぶりで甘みのない実になってしまいます。
Q4:アワノメイガの被害を無農薬で防ぐ最も効果的な葉の管理手順は?
A4:主茎の雄穂が出た直後から開花までの間に、葉の重なり部分に潜む幼虫をテデトール(手で捕殺)し、花粉が出切って受粉が完了した瞬間に「雄穂をハサミで切り取って畑の外へ持ち出す」ことです。さらに、雄穂が出るタイミングに合わせてBT水和剤(有機JAS適合)を葉の付け根に散布すると、無農薬栽培に近い環境でも高い防除効果を発揮します。