Q1:熱が平熱(36度台)に戻ったら、その翌日から会社に出勤しても問題ありませんか?
A1:出勤すべきではありません。体温が平熱に戻った後も体内ではウイルス排出が続いており、最低でも解熱後48時間(丸2日間)は他人に感染させるリスクが残っています。多くの企業が学校保健安全法に準じた「発症後5日経過、かつ解熱後2日経過」を出勤停止の基準として採用しています。まずは会社の就業規則を確認し、最低限解熱後2日間の自宅待機を徹底してください。
Q2:解熱して3日経ちますが、夕方になると37.2度の微熱が出ます。病院に行くべきですか?
A2:咳や鼻水が快方に向かっており、全身の倦怠感が軽快傾向にあるなら、免疫疲労や自律神経の乱れによる一過性の微熱である可能性が高く、過度な心配はいりません。ただし、37度台後半以上の熱が続く場合、痰の色が黄色や緑色に濁ってきた場合、あるいは息苦しさや胸の痛みを伴う場合は、細菌性肺炎などの合併症が疑われるため、速やかに呼吸器内科等の受診が必要です。
Q3:治りかけの咳だけが何週間も止まりません。どうすれば改善しますか?
A3:インフルエンザ罹患後は気道粘膜が剥離しているため、完全に粘膜が再生するまで2〜3週間ほど咳が長引く(感染後咳嗽)ことは珍しくありません。室内を加湿(湿度50〜60%)し、のど飴や水分補給で乾燥を防ぐことが第一です。ただし、3週間を超えても激しい咳が続く場合や、夜間に咳き込んで眠れないような場合は、気管支炎や咳喘息へ移行しているリスクがあるため、呼吸器専門医の診察を受けて吸入ステロイドや気管支拡張薬の処方を相談してください。