SNSやネット掲示板の一部では、ドラゴンに対して「重大な局面でいつも東を向いて静観しているだけではないか」「仲間が危機でも動かない」といった、いわゆる“静観批判”が書き込まれることがあります。しかし、これは革命軍の戦略的本質を見誤った誤解です。
革命軍の戦いは、単発の海賊同士のナワバリ争いとは根本的に異なります。彼らが標的とするのは世界80カ国以上が加盟する世界政府であり、軽率な武力行使は即座に組織の壊滅と加盟国の弾圧を招きます。
実際、エッグヘッド編前後の展開では、世界会議(レヴェリー)への潜入、天竜人のシンボル破壊、奴隷たちの解放、そして聖地マリージョアへの食糧供給ルートを遮断する兵糧攻めなど、極めて緻密かつ致命的な兵站(ロジスティクス)破壊作戦を成功させています。むやみに前線へ出ず、世界のチェス盤全体を俯瞰して一撃必殺のタイミングを待つことこそ、冷徹な戦略家としてのドラゴンの真価なのです。