目頭のできものの正体とは?白や赤のしこり・痛みの原因と受診目安

目頭のできものの正体とは?白や赤のしこり・痛みの原因と受診目安

目頭のできものの正体とは?白や赤のしこり・痛みの原因と受診目安についての最新情報をご紹介します。

Q1:目頭の白いできものは、家族や他人にうつる病気ですか?
A1:うつる心配はありません。目頭に生じる白いできものの多くを占める稗粒腫、マイボーム腺梗塞、霰粒腫、結膜結石などは、角質や皮脂が物理的に詰まったものであり、感染症ではありません。プールやタオルの共用などで他人に感染させるリスクはないためご安心ください。ただし、赤く腫れて膿が出ている麦粒腫(ものもらい)の場合は、分泌物を介して患部を触った手から自分の別の部位へ雑菌を広げてしまう可能性があるため、手洗いを徹底し患部に触れないことが重要です。

Q2:市販の目薬や塗り薬だけで完全に自然治癒しますか?
A2:病態によって大きく異なります。初期の軽度な麦粒腫(ものもらい)であれば、市販のサルファ剤含有抗菌点眼薬や抗菌軟膏で炎症が治まることがあります。しかし、皮下に袋状の組織が形成された稗粒腫や、脂肪が固まり肉芽腫となった霰粒腫、脂質が沈着した黄色腫は、外用薬や点眼薬だけで消退することは医学的に期待できません。これらを完全に除去するには、医療機関での専用器具による圧出や切開、レーザーなどの物理的処置が必要です。

Q3:皮膚科と眼科のどちらに行けばいいかどうしても判断がつかない場合は?
A3:まぶたを少し引っ張らないと見えない位置や、目の粘膜・生え際にある場合は「眼科」を最優先してください。逆に、完全に通常の皮膚表面にあり、眼球に一切触れていないポツポツであれば「皮膚科」または「形成外科」で問題ありません。判断に迷うグレーゾーンの場合は、まず眼科を受診して眼球への影響や角膜・結膜疾患を否定してもらった上で、必要に応じて皮膚科・形成外科への紹介状をもらうのが最も確実で安全なルートです。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。