同店が中国地方のサブカルチャー愛好家から長年支持されている最大の理由は、圧巻のレトロゲーム在庫と「探索の楽しみ」を残した売り場設計にあります。
近年、都市部の専門店ではガラスケース内に厳重に施錠され、外国人観光客向けのプレミアム価格で固定されがちなスーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、ゲームボーイなどのソフトが、ここでは棚一面の「青箱・ジャンクコーナー」およびオープンラックに整然と陳列されています。バッテリーバックアップの切れたカセットから、コレクター垂涎の完品・美本までが混在しており、自らの手で掘り出し物を探す「ディグる(掘り起こす)」醍醐味が色濃く残っています。
さらに、実機ハードのメンテナンス済み本体や互換機、さらにはブラウン管テレビの稼働デモなど、単なる物販にとどまらない「カルチャー空間」としての演出が、滞在時間の長さとリピート率の高さに直結しています。