劇場に足を運ぶお笑いファンや演劇関係者の間で、ノンスタイル石田の現在の活動に対する評価は芸人の枠を遥かに超えています。年間数百本に及ぶルミネtheよしもとやなんばグランド花月での漫才出番を精力的にこなしつつ、活動の大きな軸となっているのが脚本家および舞台演出家としての仕事です。
もともとNON STYLEの緻密な漫才ネタをすべて1人で執筆してきた構築力は、演劇界でも高く評価されてきました。自身が主宰する舞台や外部プロデュース公演、さらにはアイドルグループの座長公演や大型商業演劇に至るまで、笑いとヒューマンドラマを高度に融合させた戯曲を次々と発表しています。舞台関係者の証言によると、「石田氏の脚本は0.1秒単位で観客の心理を誘導する計算が施されており、役者の魅力を引き出す当て書きの技術は専業の劇作家顔負け」と絶賛されています。
所属する吉本興業においても、単なる所属タレントではなく、劇場文化を牽引する中核クリエイターとして重用されています。テレビ番組のひな壇に固執せず、自分のペンと身体表現で観客を呼べる独自のポジションを確立したことが、現在の充実した活動につながっています。