ダンベルプレスとベンチプレス換算表!片手30Kgの真実と計算式

ダンベルプレスとベンチプレス換算表!片手30Kgの真実と計算式

ダンベルプレスとベンチプレス換算表!片手30Kgの真実と計算式の最新情報をご紹介します。専門的な知識が詰まっています。

ダンベルプレスとバーベルベンチプレスの数値を比較する際、運動生理学およびストレングス指導の現場で広く用いられている基準が「0.75〜0.80の変換係数」です。バーベルは両手が1本のシャフトで固定されているため左右のブレを抑えやすく、全出力を純粋な挙上力へ変換できます。一方、ダンベルは左右が独立しているため、肩関節を安定させる回旋筋腱板(ローテーターカフ)や前鋸筋へ強い負荷が分散し、扱える総重量はバーベルの約75%〜80%程度に落ち着きます。

実務的な換算式は次の通りです。

  • バーベルベンチプレス推定重量 = (ダンベル片手重量 × 2) ÷ 0.77
  • ダンベルプレス推定片手重量 = (バーベル重量 × 0.77) ÷ 2

この計算式に当てはめると、多くのトレーニーが指標とする「ダンベル片手30kg」は両手で60kgとなり、60 ÷ 0.77 ≒ 約78kg(約75kg〜80kg)のベンチプレス換算となります。逆算すると、大台とされる「ベンチプレス100kg」を達成するために必要なダンベルプレスの筋力は、100 × 0.77 ÷ 2 = 片手約38.5kg(38kg〜40kg)が妥当な到達ラインです。

なお、複数回挙上した際のMAX重量(1RM)を推計する場合は、一般的なエプリー式(重量 × [1 + 回数 ÷ 40])を応用した筋トレ重量換算計算ツールが役立ちますが、ダンベルの場合はセットポジションへの移行(オンザニー動作)で体力を消耗するため、バーベルよりも反復可能回数が1〜2レップ少なく見積もられる傾向があります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。