果糖とブドウ糖の違いとは?太る理由や液糖の危険性の真相を暴く

果糖とブドウ糖の違いとは?太る理由や液糖の危険性の真相を暴く

果糖とブドウ糖の違いとは?太る理由や液糖の危険性の真相を暴くとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

異性化糖(High Fructose Corn Syrup:HFCS)は、トウモロコシ(コーンスターチ)やサツマイモのでんぷんを酵素(α-アミラーゼやグルコアミラーゼ、グルコースイソメラーゼ)によってブドウ糖に分解し、さらにその一部を果糖に変換(異性化)させて作られます。

食品メーカーが砂糖ではなく異性化糖を好んで使用する理由は明確です。第一に低温で甘味度が急激に増すため、冷やして飲む清涼飲料水やアイスクリームと抜群の相性を持つこと。第二に液体のため製造工程で溶かす手間が省け、砂糖よりも圧倒的にコストが安いという経済的合理性があるからです。

しかし、医学・生化学の現場から突きつけられている警告は深刻です。ブドウ糖と果糖が結合している砂糖とは異なり、果糖ブドウ糖液糖は「単糖類がバラバラに遊離した状態の液体」です。消化酵素による分解プロセスを一切必要としないため、胃を通り抜けて小腸から電光石火のスピードで吸収されます。

臨床研究において特に警鐘を鳴らされているのが、体内のタンパク質と余分な糖が結びつく「糖化現象(メイラード反応)」です。福岡天神内視鏡クリニック等の医療現場でも指摘されている通り、果糖はブドウ糖の約10倍から数十倍のスピードで最終糖化産物(AGEs)を生成します。AGEsは血管壁を傷つけて動脈硬化を進行させ、肌のコラーゲンを破壊してシワやたるみを引き起こす「老化の元凶物質」です。500mlの清涼飲料水を一気に飲み干す習慣は、肝臓を脂肪まみれにするだけでなく、全身の細胞を急速にコゲつかせているのと同義なのです。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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