複合機やプリンターでA4資料をA3に引き伸ばしたり、逆にA3図面をA4に縮小して配布したりする際、設定倍率を間違えて端が切れてしまうトラブルが頻発します。
面積が2倍だからといって拡大倍率を「200%」に設定してしまうと、縦横がそれぞれ2倍(面積は4倍=A2サイズ相当)になり、大きくはみ出てしまいます。正しい設定数値は以下の通りです。
- A4 → A3 に拡大する場合:141%(正確には√2 = 約1.4142倍)
- A3 → A4 に縮小する場合:70% または 71%(正確には1/√2 = 約0.7071倍)
覚え方のコツとして、拡大倍率は数学の平方根でおなじみの語呂合わせ「ひとよひとよにひとみごろ(1.4142… → 141%)」とリンクさせると直感的に思い出せます。複合機のプリセットボタンにも必ず「A4→A3(141%)」「A3→A4(70%)」と登録されているため、手動入力が必要なデザインソフトやPDF印刷の際は「141」と「70」のキーナンバーを意識してください。