ソフトバンクで活躍する近藤健介選手には、7歳年上の兄・洋介(ようすけ)さんがいました。年の離れた兄弟でありながら、幼少期から非常に仲が良く、健介選手にとって洋介さんは「野球の原点」ともいえる憧れの背中でした。
兄・洋介さんの野球経歴については、弟と同じく幼い頃から白球を追い、地元・千葉県の強豪高校で野球部に所属していたことが知られています。プロ入りこそしなかったものの、弟の健介選手が物心ついた頃にはすでに熱心に練習に励んでおり、幼い健介選手をキャッチボールやバッティング練習に連れ出すなど、弟が野球にのめり込む直接のきっかけを作りました。
当時のインタビューや関係者の証言によると、健介選手は「兄の練習についていくのが何より楽しかった」と語っており、卓越したバットコントロールや類まれな選球眼の礎は、兄と過ごした日々の遊びの中で自然と培われたものでした。