2018年頃からメディアを席巻した「お笑い第7世代」のブームは、霜降り明星を筆頭に若手芸人を一括りにした巨大なムーブメントでした。四千頭身はその代表格として持ち上げられ、脱力系漫才という新ジャンルを確立しましたが、業界的なブームの終息とともに「括り」による自動的なキャスティングは激減しました。
現在、所属事務所のワタナベエンターテインメントにおいて、四千頭身は若手枠を卒業し、中堅としての足場を固める段階にあります。事務所主催の劇場ライブでは看板トリオの一角として集客を担い、後輩芸人たちの育成やライブシーンの活性化にも寄与しています。テレビ局側が求める「わかりやすいリアクション芸」とは異なる、シュールで知的な間(ま)を活かせる舞台環境にシフトしたことは、芸人としての寿命を延ばす戦略的選択でもあります。