Zaraメンズはダサい?痛見えを避ける名作選びと正解着こなし術

Zaraメンズはダサい?痛見えを避ける名作選びと正解着こなし術

Zaraメンズはダサい?痛見えを避ける名作選びと正解着こなし術についての真相をお届けします。

ブランド自体のデザイン性が劣っているわけではない。むしろデザインの純度が高すぎるがゆえに、着る側のスタイリング次第で「事故」が起きやすいのだ。街中で見かける違和感の正体を解剖すると、3つの明確な落とし穴が浮かび上がる。

第1の理由は、過剰なトレンド要素の「全部乗せ」だ。ZARAのメンズフロアには、大胆なダメージ加工、鮮烈なグラフィック、アニマル柄、変形カッティングなど、主張の強いピースがひしめく。これらを一度に複数組み合わせてしまうと、視線の逃げ場がなくなり、いわゆる「若作りに失敗した痛い人」に見えてしまう。欧米のルックブックのような空気感をそのまま真似ると、日本の街並みでは過剰に浮いてしまうのが現実だ。

第2の理由は、骨格とサイズ感のミスマッチにある。スペイン本国基準のパターニングは、手足が長く肩幅のある体型を前提に設計されているケースが多い。袖丈が余りすぎたり、極端に細身のスキニーデニムを無理に履いて肉感を強調してしまったりすると、一気にバランスが崩壊する。「サイズが合っていない服」ほど、メンズファッションにおいて安っぽく見える原因はない。

第3の理由は、薄手化学繊維のテカリと素材選びの失敗だ。ZARAは限られたコストの中でデザイン性を極限まで高めているため、アイテムによって素材のクオリティに大きな開きがある。特に薄手のポリエステルシャツや光沢の強すぎるフェイクレザーなどは、太陽光の下でチープさが露呈しやすい。素材の厚みや質感を吟味せずに買ってしまうことが、ダサいという評価に直結している。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。