Q1:市販のアレルギー用内服薬(抗ヒスタミン薬)を今すぐ飲んでも良いですか?
A1:過去に蕁麻疹や花粉症で同種の市販薬を服用した経験があり、薬物アレルギーの既往がない場合に限り、一時的な対症療法として第2世代抗ヒスタミン薬の内服は有効な選択肢です。ヒスタミンによるかゆみや膨疹を内側から抑制する効果が期待できます。ただし、服用によって症状が一時的にマスクされ、診察時の確定診断を難しくする側面もあるため、内服した医薬品の名称と服用時刻を必ずメモして医師に提示してください。息苦しさなど全身症状がある場合は薬を買いに行くのではなく即座に受診してください。
Q2:洗顔後にまぶただけが突然腫れて赤くなりました。何が原因と考えられますか?
A2:まぶたの皮膚は人体の中で最も薄く(約0.5mm)、刺激やアレルゲンが最も透過しやすい部位です。原因としては、クレンジング剤や洗顔フォームに含まれる界面活性剤への接触アレルギー、アイシャドウやマスカラ等の顔料、あるいは手指に付着していた金属や植物エキスが無意識の接触により移行したケースが考えられます。また、かゆみがなく腫れだけが目立つ場合は、局所性のクインケ浮腫やマイボーム腺の急性炎症(ものもらい)の初期段階の可能性もあります。
Q3:赤みと腫れが引いた後、皮膚がカサカサして皮が剥けてきました。どうすれば良いですか?
A3:急性炎症が鎮火した後に見られる「落屑(らくせつ)」と呼ばれる現象で、炎症によってダメージを受けた角層細胞が一斉に剥がれ落ちる回復期のサインです。ここで無理に皮を剥がしたり、スクラブ洗顔などの刺激を加えると、未熟な皮膚が露出し色素沈着や再燃を招きます。剥がれかけている角質は自然に脱落するまで触らず、刺激の少ない白色ワセリンなどで油分を補い、徹底的な保湿と紫外線防御を行ってください。