小池百合子氏の結婚歴を語る上で欠かせないのが、1970年代前半のカイロ大学留学時代です。関西学院大学を中退後、アラビア語の習得を目指して単身エジプトへ渡った若き日の小池氏は、過酷な現地の生活環境と学業のプレッシャーに直面していました。
その異国の地で出会ったのが、後に生涯唯一の夫となる3歳年上の日本人男性でした。彼は同じく現地でアラビア語や中東情勢を学んでいた留学生であり、日本人コミュニティが極めて小さかった当時のカイロにおいて、2人が親密になるのは自然な流れでした。
当時の様子について小池氏は、過去の自著やメディアインタビューで「過酷な留学生活を支え合う同志のような存在だった」と振り返っています。周囲の後押しもあり、小池氏が21歳(1974年)の時に現地で学生結婚を決断。当時の日本国内では女性の大学進学率が20%前後に過ぎず、中東留学そのものが極めて異例だった時代において、2人の婚姻は情熱と冒険心に満ちた選択でした。