だが、華やかな芸能界の最前線で走り続ける裏側で、彼女の身体は悲鳴をあげていた。20代半ばを過ぎた頃、原因不明の激しい腹痛や体調不良に見舞われる。休む間もなく仕事を詰め込む多忙な日々が祟り、内臓疾患や自律神経の乱れなど、心身ともに深いダメージを負っていたのだ。
当時は病名を明かさず仕事をセーブすることもあったため、周囲からは「失速した」「姿を見かけなくなった」と誤解されることも少なくなかった。しかし実際の現場では、横になるのも辛い痛みに耐えながら、自身の命と生き方に向き合う壮絶な闘病生活が続いていた。