「Alt→H→M→C」という4段階の打鍵すら手間に感じるヘビーユーザーに向けて、現場のパワーユーザーが常用しているのがクイックアクセスツールバーの活用です。この領域に機能を配置すると、「Alt+数字キー」という極めて短い手順でコマンドを呼び出せるようになります。
設定手順は極めてシンプルです。
- Excel画面上部(またはリボン下部)にあるクイックアクセスツールバー右端の「▼」アイコンをクリックし、「その他のコマンド」を開きます。
- コマンドの選択枠から「基本的なコマンド」または「すべてのコマンド」を選び、リストの中から「セルを結合して中央揃え」を選択して「追加」をクリックします。
- 追加したアイコンを右側の並び替えボタンで「最上段(1番目)」に移動させ、「OK」を押して確定します。
ツールバーの1番目に配置した場合、結合したいセル範囲を選択して「Alt + 1」を押すだけで結合が完了します。左手親指でAltを、左手人差し指または薬指で1を叩くだけの動作となり、所要時間は0.5秒未満へと短縮されます。2番目に配置すれば「Alt + 2」となり、解除機能も隣の番号へ登録しておけばキーボードから手を浮かす必要すらなくなります。
さらに、複数の箇所を連続して結合処理していく局面では「F4キー(直前操作の繰り返し)」が威力を発揮します。最初のセル群を「Alt+1」で結合した直後、次のセル範囲をドラッグまたはShift+矢印キーで選び、すかさず「F4」を押せば、直前に行った結合コマンドがそのまま適用されます。この連打テクニックを活用すれば、複雑な帳票レイアウトの整形作業であっても淀みなく完了させることが可能です。