遊技機取扱主任者の資格がパチンコ業界内でこれほど重宝される理由は、店舗運営の根幹に関わる遊技機点検確認およびパチンコ台入替業務における法的要件に直結しているためです。
風適法に基づき、ホールが新台を導入する際や中古台を移動・入替する際には、所轄の警察署へ変更承認申請や遊技機点検確認書の提出が義務付けられています。この書類に責任者として署名・捺印できるのが、遊技機取扱主任者です。もし店舗内に有資格者が一人もいなければ、台の入替作業を自前で適法に進めることができず、外部の販社や代行業者に高額な費用を払って委託せざるを得なくなります。
キャリア形成の側面から見ると、パチンコ店の設備主任や主任・副店長候補の履歴書において、本資格の記載は極めて強い説得力を持ちます。中途採用市場においても、実務経験に加えて資格を保有している人材は即戦力として扱われ、採用選考で明確なアドバンテージを得られます。
年収相場に関しても、資格手当として月額5,000円〜2万円程度が支給される企業が多く、主任クラスで年収420万〜520万円、店長クラスになれば年収550万〜700万円超を狙うルートが開かれます。遊技機販社や設置点検代行会社へ転職する場合でも、主任者証の所持は基本給の底上げや採用決定打になるケースが定番となっています。