寝ている時に足が動く原因は?ピクピクや痙攣の正体と治し方

寝ている時に足が動く原因は?ピクピクや痙攣の正体と治し方

寝ている時に足が動く原因は?ピクピクや痙攣の正体と治し方に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

睡眠中に無自覚のまま足が動き続ける代表的な病気が周期性四肢運動障害(PLMD)です。主に睡眠の前半に多く見られ、20〜40秒ほどの間隔で足の親指や足首が背屈する動きがリズミカルに繰り返されます。本人は動いている自覚がなくても、脳はそのたびに微小な覚醒状態に陥るため、朝起きても疲れが取れず重度の睡眠不足に陥ります。

この周期性四肢運動障害と極めて深い関連を持つのが、起きている夕方から夜間にかけて足に虫が這うような不快感を覚えるむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)です。むずむず脚症候群の患者の約8割が周期性四肢運動障害を併発していると報告されています。

【むずむず脚症候群のセルフチェック】

  • 夕方から夜、布団に入った時に足を動かしたくてたまらない強い欲求が出る
  • じっと安静にしていると足の内部にかゆみ、ほてり、虫が這うような違和感が生じる
  • 歩いたりマッサージをしたりして足を動かすと、一時的に不快感が和らぐ
  • 日中よりも夜間や就寝前に症状が悪化する

これら2つの病態の根本には、脳内で運動や感覚をコントロールする神経伝達物質ドーパミンの機能低下が存在します。ドーパミンの生成には鉄分が不可欠であるため、血液中のフェリチン(貯蔵鉄)が不足している女性や妊婦、慢性腎不全の患者などに発症しやすいことが明らかになっています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。