観光地や地域の祭り、おやつとして親しまれている軽食にも、山形ならではの魅力が凝縮されています。
山寺(立石寺)などの観光名所で香ばしい醤油の香りを漂わせているのが、名物の「玉こんにゃく」です。一口サイズの丸いこんにゃくを、スルメなどでダシをとった特製醤油ダレでじっくり煮込み、割り箸に3〜4個刺して提供されます。熱々の玉こんにゃくに鼻にツンとくる和からしをたっぷり塗って頬張る食べ歩きは、山形観光の醍醐味の一つです。低カロリーでありながら、噛むほどに染み出す出汁の旨味が満足感を高めてくれます。
地元民のソウルフードとして外せないのが「どんどん焼き」です。小麦粉の生地を薄く焼き、海苔や紅生姜、魚肉ソーセージなどの具材を乗せ、割り箸にくるくると巻きつけてソースや醤油を塗ったお好み焼きのようなスナックです。片手で手軽に食べられる形状が特徴で、山形市内の専門店「おやつ屋さん」などでは、チーズ入りや激辛ソースなど多彩なバリエーションが提供され、学生から大人まで幅広い世代の日常食として親しまれています。