スポーツクライミングが競技として脚光を浴びる一方で、B-PUMP TOKYO 秋葉原の本質的な魅力は、国籍や職業を越えたコミュニティの温かさにある。壁の前では、スーツを着た会社役員も、リュックを背負った留学生も、対等な「課題に挑む一人の人間」に過ぎない。
誰かが難しい一手で行き詰まっていれば、見ず知らずの他人が「ガンバ!」と声をかける。完登できた瞬間には、ハイタッチとともに自然と笑顔が弾ける。言語は不要だ。手足の配置と重心の軌跡だけで、クライマー同士は雄弁に対話する。コンクリートジャングルの中心で重力に抗い、自らの限界を1ミリずつ押し広げていく感覚。チョークまみれの指先を眺めながらジムを出るとき、見慣れた秋葉原の街並みが、登る前よりも少しだけ鮮やかに見えているはずだ。 (出典: b pump tokyo akihabara(Yahoo!ニュース))
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