日常の購買現場では「店舗内に設置されているイオン銀行ATMから直接PayPayに現金をチャージできないのか」という疑問も多く聞かれます。セブン銀行ATMやローソン銀行ATMでは、画面上のQRコードを読み取ることでPayPay残高への現金チャージが日常化しているため、同じ感覚でイオン店舗のATMコーナーへ立ち寄る利用者が少なくないためです。
しかし、PayPay イオン銀行ATM チャージ手数料を調べる以前に、そもそもイオン銀行ATMのタッチパネルにはPayPayのスマートフォンATM入金機能が組み込まれていません。イオンフィナンシャルサービスが管轄するATM端末は、自社電子マネーであるWAONのチャージやイオン銀行キャッシュカードの入出金に最適化されており、競合するPayPayの現金受入窓口としては開放されていないのが現状です。したがって、現金からPayPayへ物理的にチャージしたい場合は、イオンモール敷地内であっても提携コンビニATMを探す必要があります。
一方で、残高の「払い出し(出金)」に関しては別のルールが適用されます。本人確認済みのPayPayマネー(銀行振込やコンビニATMからの現金チャージ分)に限り、イオン銀行 出金 PayPayマネーの手続きを実行することは可能です。これは全国銀行データ通信システム(全銀ネット)を介した通常の銀行振込扱いとなるためですが、以下の注意点が伴います。
- 出金手数料:PayPay銀行宛てであれば手数料0円ですが、イオン銀行を含む他行宛ての払い出しには1回あたり100円(税込)の振込手数料が発生します。
- イオン銀行 Myステージ PayPayへの寄与度:イオン銀行には取引実績に応じて普通預金金利の優遇や他行宛振込手数料の無料枠が付与される「Myステージ」制度が存在します。しかし、PayPayからの出金着金は単なる他行からの振込入金扱いに過ぎず、ステージスコアを効率的に引き上げる決定打にはなり得ません。
このように、「入れる(チャージ)」ルートは徹底して遮断されている一方、「出す(出金)」ルートは有償の一般振込としてのみ細く開かれているのが、両インフラ間の正確な接続状況です。