ごっこ遊びをしないのは発達障害?見立て遊びが苦手な理由と家庭での促し方

ごっこ遊びをしないのは発達障害?見立て遊びが苦手な理由と家庭での促し方

ごっこ遊びをしないのは発達障害?見立て遊びが苦手な理由と家庭での促し方に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

Q1:2歳半になっても一人遊びばかりで、おままごとに全く興味を示しません。すぐに病院を受診すべきですか?
A1:直ちに病院へ駆け込む必要はありませんが、自治体の保健センターや子育て支援センターの保健師・心理士への相談をおすすめします。受診の目安としては、ごっこ遊びの有無だけでなく、「呼んでも目が合いにくい」「指差しをしない」「言葉の理解が進まない」といった他のサインが重なっているかどうかが重要な基準となります。

Q2:アニメの決め台詞やYouTubeの動画をそのまま真似して遊ぶのは、ごっこ遊びと言えますか?
A2:これは発達支援の現場で「遅延エコラリア」や「スクリプト遊び」と呼ばれる行動です。言語や記憶力の高さを示す一方で、ASD特有のパターン化された模倣である可能性があります。相手の反応に応じてセリフを変えたりストーリーが柔軟に変化したりしない場合は、他者との相互的なごっこ遊びとは区別して観察する必要があります。

Q3:保育園の集団生活でお友達とごっこ遊びに入れません。親として何ができますか?
A3:集団でのごっこ遊びは、高度な空気の読み合いやルールの共有が必要なため、発達特性のある子にとっては非常にハードルが高い環境です。まずは園の担任保育士と情報共有を行い、集団遊びの場面で保育士が間に入って仲介(通訳)してもらう体制を整えましょう。家庭では無理に集団遊びを練習させるのではなく、1対1で安心して遊べる成功体験を積み重ねることが自信につながります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。