アブラナ科(Brassicaceae)は、十字架のように4枚の花弁を咲かせることから、かつては「十字花科」とも呼ばれていた植物群です。アブラナ科野菜特徴と見分け方として最も顕著なのは、独特のほのかな辛味や風味、そして葉脈の走り方にあります。
食卓で親しまれているアブラナ科野菜一覧をカテゴリー別に整理すると、その多様性と身近さが浮き彫りになります。
- 葉菜類:キャベツ、白菜、小松菜、チンゲンサイ、水菜、ケール、芽キャベツ
- 根菜類:大根、かぶ、ラディッシュ、ホースラディッシュ(西洋わさび)
- 花蕾類:ブロッコリー、カリフラワー、菜の花、ロマネスコ
- 香辛・薬味類:本わさび、からし菜、ルッコラ、クレソン
- 発芽野菜(スプラウト):ブロッコリースプラウト、マスタードスプラウト、かいわれ大根
アブラナ科野菜の見分け方として、葉や茎に「グルコシノレート」と呼ばれる硫黄化合物を含む点が挙げられます。噛んだり刻んだりした瞬間に細胞が壊れ、ツンとした辛味や特有の香りが立ち上る野菜は、ほぼ間違いなくアブラナ科に属しています。