駆け抜けて軽トラの結成は2017年に遡ります。二人はともに松竹芸能タレントスクール東京校の出身ですが、期は小野島徹が先輩、餅田コシヒカリが後輩という間柄でした。当時、小野島は別のコンビを解散した直後であり、餅田もまた前のコンビを解散し、ピン芸人として加藤綾子アナウンサーの顔マネを武器に活動を始めたばかりの時期でした。
転機となったのは、松竹芸能の劇場で行われた即席のユニットライブでした。演技力と構成力に定評のあった小野島と、規格外のビジュアルと愛嬌を併せ持つ餅田の掛け合いを見た劇場作家や先輩芸人から、「この二人は絶対に組むべきだ」と強い推薦を受けたのです。小野島自身も、餅田の持つ圧倒的な華と予測不能な瞬発力に強い可能性を見出していました。小野島からの正式なアプローチにより、正式にコンビを結成する運びとなりました。
「駆け抜けて軽トラ」という独特のコンビ名は、小野島が提案した複数の候補の中から選ばれました。「泥臭く、しかし軽快に突っ走る」というイメージが、小回りの利く軽トラックの佇まいと見事に合致し、一度聞いたら忘れられないインパクトを生み出す契機となったのです。