ロピアの店頭で初めて買い物をする人が最も戸惑うのが、キャッシュレス社会に逆行するかのような決済ルールです。このロピア 現金払いのみ デメリットは、クレジットカードのポイント還元(1.0%〜2.0%程度)を日常的に活用しているポイ活層から強い不満として挙げられることがあります。
しかし、このシステムには明確な経営的合理性が存在します。ロピアがクレジットカードや電子マネー、QRコード決済を原則排除しているのは、加盟店手数料(売上の2%〜3.5%前後)と決済インフラの維持コストを極限まで削ぎ落とし、その分をすべて「店頭売価の直接値下げ」として消費者に還元しているためです。還元率1%のポイントを得るよりも、店頭価格で5%〜10%安く買える方が実質的な手残り額は大きくなります。
一方で、現金払い特有の心理的リスクには警戒が必要です。ロピアの通路はカート同士がすれ違うのもやっとの混雑ぶりであり、メガパックの視覚的インパクトに煽られて次々と商品をカートへ放り込んでしまう「ロピアハイ」と呼ばれる現象が起きます。レジで合計金額が2万円を超え、財布の現金が足りずに慌ててATMへ走る利用者の姿は日常茶飯事です。また、カートの利用時に100円硬貨が必要(利用後に返却されるデポジット方式)なため、小銭を持ち歩かないキャッシュレス派は入店直後から足止めを食らうことになります。