物間寧人について、物語の序盤や切り抜き情報だけで止まっている層には、いくつかの決定的な誤解が存在します。ここではネット上で散見される代表的な誤解と、その実態を紐解いていきます。
誤解①:A組の生徒個人を本気で憎んでいる?
これは完全な誤りです。物間が敵対心を剥き出しにしていたのは「A組という環境や、世間がA組ばかりを持てはやす構造」に対してであり、個々の生徒に対して私怨を抱いているわけではありません。現に、壊理ちゃんの保護や個性訓練においては緑谷たちと真摯に協力し、最終決戦前には相澤先生や心操人使とも強い信頼関係を築いています。彼の毒舌は、B組の結束を高めるためのレトリックであり、仲間を守るための仮面だったのです。
誤解②:一時的に囁かれた「内通者疑惑」
連載中盤、雄英高校内部に敵連合へ情報を流す「内通者」が存在することが示唆された際、物間のトリックスター的な言動や個性「コピー」の利便性から、読者コミュニティの一部で「物間内通者説」が考察された時期がありました。しかし、蓋を開けてみれば誰よりも雄英を、そしてヒーローという生き方を愛していたのが物間でした。自らの魂を削って最前線を支えた結末により、この疑惑は完全に美しく払拭されることとなりました。