噂の核心である「コンクリ事件の犯人が吉原ピカソに在籍していたのか」という点について、公判記録や報道機関による追跡調査、警察発表のファクトから照合を進めます。
女子高生コンクリート詰め殺人事件で実刑判決を受けた主犯格A、準主犯格B、少年C、少年Dの4名はいずれも1999年から2008年頃にかけて順次満期出所しています。しかし、彼らの出所後の動向は決して平穏なものではありませんでした。
報道各社の取材データによれば、準主犯格Bは2004年に監禁致傷事件で再逮捕され服役。その後も社会復帰に苦しみ、2021年に51歳で自宅トイレにて孤独死していた事実が報じられています。また、主犯格Aについても2018年に埼玉県内で発生した殺人未遂事件で逮捕・起訴されるなど、重大な再犯行動が白日の下に晒されてきました。
元加害者たちの生活圏は首都圏近郊(東京東部・埼玉・千葉)に集中しており、裏社会や風俗業界の周辺に出入りしていた形跡は複数のルポライターによって指摘されています。しかし、吉原ピカソの営業許可上の管理者や正規の代表者名義に加害者本人の名が記載されていた公式記録はありません。店舗のスカウトや裏方スタッフとして一時的に関与していた可能性を指摘する業界筋の声はあるものの、店長として大々的に店舗を率いていたという説は、「出所した凶悪犯が裏社会にいる」という集合的無意識の恐怖が生んだ誇張である可能性が極めて高いと結論づけられます。