第二関節の痛みを緩和し、進行を防ぐための実践的な指の関節痛治し方は、「局所の安静」「負担軽減」「栄養学的アプローチ」の3軸で進めます。
第一の基本は関節の安静です。痛む指を無理に使わないよう、市販の伸縮性テープや専用の指サポーターを活用します。指関節のテーピング方法としては、幅12〜15mm程度のテーピングテープを用い、第二関節を中心にして上下(第一関節と第三関節の間)をややクロスするようにX字または螺旋状に2〜3周巻きます。関節が過度に曲がったり反ったりするのを適度に制限しつつ、血流を妨げない程度の圧迫感に留めるのがコツです。
さらに、女性ホルモン低下に伴う手指の不調に対しては、大豆イソフラボン由来の代謝物であるエクオールサプリ効果が医学界でも注目されています。エストロゲンに似た構造を持つエクオールは、体内のエストロゲン受容体に穏やかに作用し、手指の関節痛やこわばりを和らげる臨床試験データが多数報告されています。自力で腸内細菌からエクオールを産生できる日本人女性は約50%にとどまるため、サプリメントによる直接補給は有効な選択肢となります。