ネット上の情報では「どんなWEBタイマーでも手軽で完璧」と紹介されがちですが、実運用には知っておくべき決定的な技術的落とし穴が存在します。その最たるものが、スマートフォンの省電力機能によるバックグラウンド動作の強制停止です。
近年のモバイルOS(iOSおよびAndroid)は、バッテリー消費を抑えるため、画面が消灯したり他アプリに切り替わったりしたタブのJavaScript処理を厳格に制限します。そのため、ブラウザでタイマーを走らせたまま画面を伏せると、内部クロックがフリーズし、画面を再度点灯させた瞬間にタイマーが数秒巻き戻ってカウントを再開する現象が頻発します。
このトラブルを防ぐには、画面の自動ロック時間を「なし」にするか、ブラウザの画面常時点灯(Wake Lock API)に対応したツールを選ぶ必要があります。また、30秒タイマー 音ありで運用する場合でも、マナーモード状態のスマートフォンではブラウザ経由の音声出力がデフォルトでカットされるケースがあるため、本番前にテスト再生を行っておくのが鉄則です。