下着専門店やバストケアサロンのカウンセリング現場を取材すると、驚くべき事実が浮かび上がります。大手ランジェリーメーカーの調査データによると、成人女性の約70%以上が「自分の間違ったブラサイズ」を着用していると報告されています。
「自分はCカップだと思い込んで20代前半のブラを買い替えていなかったが、サロンで精密測定したら実際はEカップのバージスライン広めタイプだった。カップに収まりきらない脂肪がすべて脇肉に化けていた」(28歳・IT関連勤務)
「産後、授乳が終わってから一気にデコルテが平らになり、まるで風船がしぼんだようになった。日中もラクさを優先してノンワイヤーのカップ付きキャミソールばかり着ていたのが仇となった」(34歳・主婦)
現場のプロフィッターは、「最も危険なのは『夜間のノーブラ習慣』と『サイズ不適合ブラの常用』」と口を揃えます。睡眠中は仰向けや横向きなど、重力が全方位からかかります。何も着けずに就寝すると、毎晩バストが左右に引っ張られ、クーパー靭帯に強烈なテンションがかかり続けることになります。これが20代後半からデコルテの削げや離れ乳を生む最大の引き金となっているのです。