手元に開示報告書が届いても、専門用語やアルファベットの記号の意味を把握していなければ、自分が審査に通る状態なのか判断できません。ここでは、最も利用者の多いCICの開示報告書をベースに個人信用情報の見方を整理します。
確認すべき最重要項目は「お支払いの状況」欄です。ここに「異動」の文字が記載されている場合、金融事故として扱われます。異動が発生した原因(延滞、保証履行、破産など)とその発生日、延滞が解消された日付が明記されます。
次に確認すべきは「入金状況」のグリッドです。過去24か月分の支払い履歴が1か月ごとに以下の記号で記録されています。
- 「$」:請求どおり正常に入金された状態(最も望ましい評価)。
- 「-」:当月に請求がなかった、または利用がなかった状態。
- 「P」:請求額の一部のみが入金された状態。
- 「A」:お客様の事情により約束の日に入金がなかった状態(未入金・遅延)。
- 「B」:お客様以外の理由で入金がなかった状態。
- 「C」:入金されていないが、その原因が特定されていない状態。
直近の24か月に「A」や「P」が複数並んでいると、異動の文字がなくとも「返済管理が甘い人物」と判定され、新規のカード発行や増枠審査で落とされる直接の引き金になります。