骨格の違いやシルエットの捉え方によって、黒パーカーの魅せ方は男女で明確に分岐します。それぞれの特性を活かしたスタイリング手法を整理します。
男らしさとクリーンさを両立する「黒パーカーコーデメンズ」の設計図
男性における黒パーカーコーデメンズの鉄則は、下半身で縦の直線を強調し、全体の比率をスマートに整えることです。フードの立ち上がりが良い肉厚(12オンス以上)のヘビーウェイトパーカーを選び、顔まわりにボリュームを持たせつつ、ボトムスには程よく裾が落ちる黒パーカーワイドパンツを合わせることで、現代的なAラインあるいはHラインのシルエットが成立します。
足元にはあえてボリュームのあるチャンキーソールスニーカーや、Uチップのレザーシューズを投入し、パーカーの脱力感に対して明確な足元の重石を置くのがプロのテクニックです。
上品な抜け感とフェミニンを香らせる「黒パーカーコーデレディース」の処方箋
一方、黒パーカーコーデレディースでは、オーバーサイズのパーカーに対して下半身でいかに「繊細さ」や「しなやかさ」を同居させるかが勝負の分かれ目となります。とろみのあるサテンパンツや、落ち感の美しいプリーツワイドパンツを組み合わせることで、メンズライクな黒パーカーとの間に魅惑的なギャップが生じます。
また、タイトなリブニットパンツや、足首の見えるクロップド丈のカラーパンツを合わせ、華奢なヒールブーツやポインテッドトゥのフラットシューズを差す手法は、日常着を瞬時にモードへと昇華させる極めて有効なアプローチです。