膿みを放置したり、服の脱ぎ着や就寝時の圧迫などでホールに物理的刺激が加わり続けると、ピアスの出口付近に赤く熟したトマトのようなしこりができることがあります。これが「肉芽(炎症性肉芽腫)」です。
このピアスの腫れや肉芽の治し方として、ネット上で散見される「自分で針で突いて潰す」「クエン酸を原液で塗り込む」といった民間療法は非常に危険です。かえって組織を激しく損傷させ、ケロイド化を招く恐れがあります。
初期の小さな肉芽であれば、刺激源を取り除くことで自然退縮が期待できます。具体的には、細すぎるゲージから適正な太さ(16G〜14G程度)のストレートバーベルへ変更し、ホールの変形を防ぎつつ、長めのシャフトを確保して圧迫を解除します。また、シリコンディスクなどを挟んで適度な面圧をかける圧迫固定法や、皮膚科で処方される強めのステロイド外用薬をピンポイントで塗る手法が有効です。