彼が築き上げた彫刻のようなフィジークは、緻密に計算された日々の栄養摂取とトレーニングルーティンに支えられています。横川尚隆の食事管理は、一般的なダイエットとは一線を画す厳格さを極めています。
増量期・減量期を問わず、主軸となるのは白米・鶏胸肉・牛赤身肉・卵というクリーンな高タンパク・中炭水化物・低脂質の構成です。1日のタンパク質摂取量は体重の2.5倍〜3倍に達し、3〜4時間おきに食事を分割して体内のアミノ酸濃度を常に高く保ちます。減量末期には炭水化物量をグラム単位で微調整し、血管が浮き出るドライな質感を作り上げます。
また、サプリメントの活用法も極めて実践的です。起床直後、トレーニング前・中・後、就寝前とタイミングを厳格に分け、ホエイプロテイン、EAA(必須アミノ酸)、クレアチン、グルタミン、マルチビタミンなどを摂取。自身が立ち上げたサプリブランドでは「毎日ストレスなく飲み続けられる溶けやすさと味」を徹底追及しており、サプリメントへの深い造詣が商品開発にもそのまま反映されています。
トレーニングに関しては、全身を「胸」「背中」「肩」「腕」「脚」の5分割(または状況に応じた6分割)で回すルーティンを長年採用しています。高重量を振り回すのではなく、「狙った筋肉の起始と停止を正確に意識し、逃げ場のない負荷を与え続ける」というストリクトなフォームが彼の真骨頂です。1部位に対して複数種目を多角的なアングルから行い、対象筋が完全にパンプアップして動かなくなるまで追い込み切ります。