私立中高への進学において、家庭の経済的プランニングは避けて通れない最重要課題です。札幌大谷の学費・授業料は、道内の私立私立高校の標準的な水準に収まっているものの、所属する学科やコースによってランニングコストの構造が大きく異なります。
高校普通科における初年度納入金は、入学金(約20万円)、年間授業料(約40万〜45万円)、施設維持費や教育充実費、諸会費を含めて約75万〜85万円程度です。2年次以降は授業料と諸経費を合わせて年額約55万〜60万円の支出となります。国の「高等学校等就学支援金」や北海道独自の授業料軽減補助制度を活用することで、年収目安約590万円未満の世帯では授業料の実質無償化が適用され、中間所得層においても相応の負担軽減が図られます。
しかし、音楽科および美術科を選択する場合、一般的な学費に加えて実習費・教材費・特別指導料が上乗せされる点に留意しなければなりません。美術科では油彩画材、彫刻材料、デジタル作画用機材、合宿講習費などで年間十数万円単位の追加出費が発生します。音楽科においては、学内の専攻実技レッスン料が含まれているものの、学外での個人レッスン代、楽器の購入・メンテナンス費用、外部コンクール参加費などが家庭の財政を直接圧迫します。以下の比較表は、各コースおよび道内私学平均との客観的なデータ対比です。