就寝中や深夜に襲ってくる激しい咳き込みに対して、まず試したいのが自律神経と気道の物理的圧迫を和らげる即効アプローチです。横になったまま耐えようとすると、鼻水が喉に垂れ込む後鼻漏(こうびろう)や胃酸の逆流が気道を刺激し、かえって発作が悪化します。
咳が止まらなくなったときは、迷わずベッドや布団から一度起き上がりましょう。そして、喉と腕にある代表的な咳止めツボを優しく刺激します。
即効性が期待できる代表的なツボは次の2点です。
- 天突(てんとつ):左右の鎖骨の間にある中央のくぼみ。ここへ指先を当て、胸骨の裏側に向かって下方向にゆっくりと息を吐きながら3〜5秒押します(※喉を直接強く突かないよう注意)。
- 尺沢(しゃくたく):肘を曲げたときにできる内側のしわの上、力こぶの筋肉の外側にあるくぼみ。親指でやや強めに心地よい強さで揉みほぐすと、気道の緊張を緩める助けになります。
ツボを刺激しながら、常温の水か白湯をひと口ずつゆっくり喉を湿らせるように飲むことで、気道の乾燥による過敏反応を素早くクールダウンできます。