「ギルティ(guilty)」という単語は、本来の英語において「有罪の」「罪の自覚がある」「身に覚えがある」を意味する形容詞です。英米法の法廷劇などで陪審員が言い渡す「Guilty or Not guilty(有罪か無罪か)」というフレーズでお馴染みの方も多いでしょう。
しかし、日本のネットスラングや若者言葉としての「ギルティ」は、刑法上の犯罪を指すケースは極めて稀です。日常会話で用いられる場合、その中心にあるのは「自分自身に対するちょっとした罪悪感」と「それに伴う抗いがたい背徳感」です。
「身体に悪いと知りつつ夜食を貪る」「翌朝早いのに推しの配信を深夜2時まで見届ける」といった、日常のささやかな自己規制の破綻。これをユーモラスかつ自虐的に肯定するための免罪符的スラングとして、20代〜30代を中心に広く定着しました。