『音楽の日』を語る上で、中居正広と安住紳一郎の阿吽の呼吸は外せない。台本通りには進まない生放送の現場で、中居が放つ絶妙なツッコミと、安住アナの隙のないフォローが織りなす空気感は唯一無二だ。ある年は激しい豪雨の中からの生中継となり、現場の緊張感が極限に達する中で中居の一言がスタッフとアーティストの緊張を瞬時に和らげたという秘話もある。
また、ステージ裏でのアーティストとのやり取りも特筆に値する。出番直前の緊張する若手グループに対して、中居が気さくに声をかけてリラックスさせ、安住アナがそのグループの最新曲やエピソードを完璧に頭に入れてトークを展開する。こうした裏での丁寧なコミュニケーションがあるからこそ、本番でアーティストたちの最高のパフォーマンスと弾ける笑顔が引き出されるのだ。