ヤモリのオスメス見分け方決定版!プロが教える判別点と飼育の盲点

ヤモリのオスメス見分け方決定版!プロが教える判別点と飼育の盲点

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ヤモリ科に属するニホンヤモリの雌雄判別基準は、ペット爬虫類の代表格であるヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の判別ロジックと通底する部分が多いものの、サイズ感や鱗の配列スケールに明確な違いがあります。両種の成体における形態的指標と判別基準を以下の比較表にまとめました。

判別項目ニホンヤモリ(オス)ニホンヤモリ(メス)参考:ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)尻尾の付け根(クロアカルサック)顕著な2つの半球状の膨らみあり膨らみはなく、ほぼ平坦オスは明瞭なコブ状の隆起、メスは平坦前肛孔(フェロモン分泌孔)総排泄孔の上に約6〜8個の孔が明瞭に並ぶ孔が存在しない、または極めて薄い痕跡のみオスはくっきりとした山型のV字孔列、メスは浅い窪みのみ体格および頭部のプロポーション頭部が横に張り出し筋肉質、胴体はややスリム全体に丸みを帯び、胴回りがふっくらしているオスは大型化し頭骨が幅広、メスは丸み優位繁殖期の特有徴候求愛時に小刻みな尾振りや特有の鳴き声腹部下側に2個の白い卵が皮下から透けて視認可能メスは排卵期にピンクの排卵スポット、抱卵時は白卵確認判別可能となる時期(目安)生後6〜8ヶ月以上(体長約7cm〜)生後8〜12ヶ月以上(未発達オスとの鑑別要)生後5〜6ヶ月(体重30g前後から判別容易)

表から読み取れる通り、ニホンヤモリもヒョウモントカゲモドキも基本原理は同一です。しかし、ニホンヤモリは成体になっても全長10〜12cm前後、体重数グラム程度と非常に小型であるため、ヒョウモントカゲモドキ以上に光の照射角度とデジタルルーペによる拡大観察が精度を分ける要因となります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。