Q1:洗濯機で普通に洗ったら服についたマッキーは落ちますか?
A1:残念ながら通常の洗濯機洗浄ではほぼ落ちません。水と弱アルカリ性・中性の一般的な洗濯洗剤は、マッキーの耐水性定着樹脂を分解できないためです。それどころか、洗濯時の攪拌摩擦によってインクが周囲の繊維に移り、輪ジミとなって定着を強めてしまう危険性があります。必ず洗濯前に「無水エタノールによる叩き出し」の下処理を完了させてください。
Q2:子どもの顔や腕に油性ペンがついた場合、除光液で手早く消しても平気ですか?
A2:子どもの皮膚に除光液(アセトン)を使用することは絶対におすすめできません。皮脂を極端に奪って強い乾燥や肌荒れを引き起こし、揮発ガスによる目や粘膜への刺激リスクもあります。クレンジングオイルやオリーブオイル、ベビーオイルなどを優しく塗り込み、浮き上がった色素をぬるま湯とベビーソープで洗い流してください。完全に消えなくても数日の入浴で垢と共に自然剥離します。
Q3:プラスチックや机に除光液を使ったら白く曇ってしまいました。直せますか?
A3:除光液に含まれるアセトンがプラスチックやニス塗装の表面を化学的に溶かしてしまった現象です。付着した汚れではなく「母材自体の損傷」であるため、水拭きや洗剤では元に戻りません。微細なプラスチック用コンパウンド(研磨剤)や車用スクラッチリムーバーで表面を平滑に研磨し直すか、フローリングの場合は床用補修ワックスの再塗布によって目立たなくさせる物理的リペアが必要になります。
Q4:時間が経った油性ペンの汚れには消毒用アルコールでも代用できますか?
A4:消毒用アルコールでも一定の効果は期待できますが、「無水エタノール」に比べると水分含有率が高いため(消毒用は約20%が水分)、油性樹脂を溶解するスピードとパワーは一段劣ります。特に時間が経過して硬化したインクに対しては、水分を含まない純度99%以上の無水エタノールを使用した方が、周囲への余計な滲み拡大を防ぎつつスピーディに除去できます。