Q1:原材料表示で「ぶどう糖果糖液糖」と「果糖ぶどう糖液糖」のどちらかを見かけたら、どちらをより警戒すべきですか?
A1:果糖の割合が高い「果糖ぶどう糖液糖」(果糖比率50〜90%)のほうを警戒すべきです。果糖の比率が高ければ高いほど、肝臓における中性脂肪合成や尿酸値の上昇へのインパクトが強くなります。清涼飲料水の大半にはこの果糖ぶどう糖液糖が使用されています。
Q2:ぶどう糖果糖液糖は発がん性物質や遺伝子組み換え作物と関係がありますか?
A2:ぶどう糖果糖液糖そのものに直接的な発がん性があるという科学的証拠はありません。ただし、原料トウモロコシの多くは輸入の遺伝子組み換え(GM)作物由来です。精製工程でタンパク質やDNAは完全に除去されるためアレルギーやGMDNAの残存リスクは法的にクリアされていますが、気になる場合は「遺伝子組み換え混入防止管理済」の表示がある製品や有機JAS認証製品を選択してください。
Q3:甘い飲料をやめられない場合、人工甘味料(ゼロカロリー飲料)に切り替えるべきですか?
A3:短中期的な糖質過多・内臓脂肪蓄積を防ぐ意味では有効な移行ステップになり得ます。しかし、人工甘味料にも腸内細菌叢への影響や甘味への依存性を維持してしまう懸念が報告されています。恒久的な対策としては、ゼロカロリー飲料に長居するのではなく、無糖の炭酸水やお茶、ブラックコーヒーへと段階的に嗜好を慣らしていくアプローチが推奨されます。