淡い天の川の姿をクリアに捉えるには、適切なカメラ機材のセレクトとマニュアル設定が必須となります。基本となる機材は、マニュアル撮影ができるカメラ、F値の明るい広角レンズ(F2.8以下推奨)、頑丈な三脚の3点です。
一眼レフやミラーレスカメラの基本設定は以下の数値が目安になります。
・撮影モード:マニュアル(Mモード)
・絞り(F値):開放(F1.4〜F2.8)
・シャッタースピード:15秒〜20秒(これ以上長くすると地球の自転で星が流れます)
・ISO感度:3200〜6400(ノイズと明るさのバランスを見て調整)
・フォーカス:マニュアルフォーカス(MF)に切り替え、液晶画面で明るい星を拡大してピントを点に合わせる
スマートフォンの場合でも、最新機種の「ナイトモード」や「天体撮影モード」を活用し、三脚で完全に固定して10秒〜30秒の長時間露光を行うことで、輪郭のくっきりした天の川を十分に撮影できます。手ブレ防止のため、シャッターは2秒〜3秒のセルフタイマーを使用するのが現場での鉄則です。